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W杯 ヨルダン戦  御見それしました。

Posted by hori on 2012年6月10日 in スポーツ報道 |

過去3回にわたって、サッカー日本代表の最終予選オマーン戦の結果に対する浮かれすぎともいえる報道のあり方を危惧し、いろいろと書いてきた。

心配していた事が現実にならなければいいが・・・とおもいながらテレビ観戦した先日のヨルダン戦。

不安が的中するどころか、初戦指摘していた気になる点も、すべて考えすぎだったかと思われるほどの完璧な内容で、見事6対0で勝利した。

 

史上最強の日本代表の呼び声に恥じない試合内容だった。

 

攻撃のバリエーション、バランス、高い位置から確実に危険の芽を摘んでいく安定した守備、バランス意識、早い攻守の切り替え・・・・どれをとってもヨルダンとは違う次元でサッカーをやっていた。

 

それから、何よりも見ていて引くぐらいの執拗な攻撃により、完全にヨルダンの心を折るほどの試合運びに徹したこと。

 

あえて、注文をつければ、後半の入りがあまりうまくいかず、続けざまに3本シュートを打たれたシーンがあったが、前半終了時に4対0で、相手が10人になった状態で試合が決まってしまった中、モチベーションの維持が難しくなったことと、その後、見事に修正してきたので、今後大きな問題になる可能性も少ないだろう。

 

来年6月まで続く長い最終予選。途中何が起こるかわからない。今回のヨルダンにしても、再度アウェーで戦うことになる。

同日行われた、オマーンのホームゲームである対オーストラリア戦。

試合開始直前の気温45℃のなかで、オーストラリアは初戦3対0で日本が快勝したオマーンにたいして引き分けた。

真夜中にテレビで生中継されていたが、とてもじゃないがサッカーができるような温度ではなく、両チームともほとんど走り回れるような状態ではなかった。

 

日本も例外ではない。

 

そんな時に、顔も見たくないと思われるような試合をしたことは非常に大きなアドバンテージになる。

それを見事に体現した試合内容だった。

 

とりあえず、サッカー日本代表    

おみそれしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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W杯最終予選日本快勝・・・浮かれすぎの報道3

Posted by hori on 2012年6月7日 in 未分類 |

オマーン戦の主な経過をたどろう。

序盤から日本が試合をコントロールしながらも、慎重な立ち上がり。

縦の関係で長友と香川が連携する左サイドがストロングポイントといわれていた裏をかくように何度か右サイドの内田のオーバーラップによりチャンスメイクする。

それと、今までの日本代表ではほとんど見られなかった中盤からの縦のフィードを多用し、前の動きが弱点だといわれていたGKアリ・アルハブシと最終ラインの間へ、いわゆる裏に飛び出す動きでワントップ前田と右サイド岡崎が相手ディフェンス陣を混乱させた。

すると前半12分、ここまでほとんど目立った動きの無かった左サイドがはじめて攻撃参加。

前田が楔となって香川、前田、長友まで、ワンタッチパスで左サイドを攻略し本田へピンポイントクロス。岡崎につられた相手最終ラインを横目に遅れてゴール前へ飛び込んできた本田がサイドキックでゴールへ流し込むようにシュート。

一点目をとった。

その後も一方的といって試合内容で日本が押し捲り、前半を1対0で終了。

 

後半立ち上がり、若干前がかりになったオマーンに対し、中盤でボールを奪っては相手ゴールへ襲い掛かる日本代表。

すると後半6分と9分たてつづけに中央からの攻撃で前田、岡崎がゴールを決め3対0。その後も終始日本が押し続けて最後まで試合をコントロールしたまま、試合終了。

絵に描いたような強い日本の試合結果だった。いい時間帯に効果的に得点を重ね、圧倒的な勝利。

前評判では3次予選で最大のライバルと目されるオーストラリアを破り最終予選に進出したことで警戒感の強かったオマーンを一蹴したのである。

 

そこで件の大マスコミはいっせいに日本代表に死角無し、グループ2位以内でのW杯出場は約束されたといった論調に傾いた。

 

ただ、考えてほしい。あなたが、オマーン代表ポール・ルグエン監督だったとしたら。

圧倒的アウェイの地、日本で最終予選初戦を格上日本と戦う場合。試合オーダーとして、前半はあわよくば0対0、最悪でも0対1で終わらせて、後半勝負とは考えないだろうか?

そして後半の早い時間帯カウンターによって何とか同点に・・・と思っていた矢先に2点目、3点目を奪われ、後半序盤に試合の大勢が決してしまったとしたら。

 

 

1年をかけて戦う長い最終予選。何が起こるかわからない。というより2強だけが抜け出してしまいW杯出場を早々に決めてしまうとはとても思いづらいし、混戦が予想される。しかも、アジア出場枠は4.5枠。

万が一、日本とオーストラリアが2枠の出場枠を早々に決めたとしても、残り0.5枠を争い両グループの3、4位が得失点でしのぎを削ることは十分に考えられるとしたら・・・。

最低限これ以上の失点を防ぎ、傷口を広げないように試合オーダーの変更を選手に指示するとは考えられないだろうか?

現にオマーンは3点目を奪われてからより守備的になり、GKアリ・アルハブシを中心に恐ろしいまでの集中力で4点目以降の失点を許さなかった。

オマーンにとっては考えうるシナリオの中では最悪のシナリオだったかもしれないが、それでもオマーンのオーダーどおりの試合とはいえないだろうか?

 

3次予選について、オマーン対オーストラリア戦1対0でオーストラリアを破ったホームの試合ばかりが日本では報道されているが、アウェーでのオーストラリア戦は0対3で敗れているのである。

来年6月、W杯出場をかけた形で最終戦を迎えた場合、オーストラリアの二の前を踏むようなことがあれば、W杯出場が消滅なんてこともありえない話ではない。同じことが繰り返されない保障はどこにも無いのだ。

 

だからこそ完勝した中でも、より強引な試合運びによる更なる追加点を奪いオマーン選手の心まで折ってしまうような強さを現在の日本代表には見せてほしかった。

 

日本では考えられないことだが、サッカー代表戦で敗れたことが原因で自分や家族の命まで脅かされるといのは世界ではそう珍しいことではない。

アジア代表の座を狙い、もっともっとしたたかに日本を追い詰めようと中東勢は虎視眈々と狙っているはずだ。

グループリーグが混戦になったときに、ひとつの勝利に浮かれすぎていると、思わぬところで足元をすくわれることになりはしないだろうか。

 

 

過去、ザッケローニは代表戦の中で、選手の自覚や緊張感不足にブチ切れたという報道が伝えられたことがある。

オマーン戦のように日本代表がすばらしい試合で結果を出したときこそ、応援するサポーターの厳しい目が必要なのではないだろうか。

 

 

明日、いよいよ第2戦対ヨルダン戦、そして移動をはさんだ12日初冬を迎えるオーストラリアでのアウェー戦がはじまる。

 

僕の不安を吹き飛ばしてくれるように、日本代表にはいやららしいほどの強さを見せ付けてほしいものである。

 

 

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W杯最終予選日本快勝・・・浮かれすぎの報道2

Posted by hori on 2012年6月6日 in スポーツ報道 |

6月3日に行われた対オマーン戦

確かに結果だけを見ると3対0、完全に試合を支配しピンチらしいピンチも無く、日本の強さばかりが目に付く試合結果だった。

ただ、この結果を額面どおり受け止めていいのだろうか?

上位2チームがW杯出場となるこの最終予選で、FIFAランクどおり、オーストラリアと日本ですんなり決まってしまうと楽観しててもいいのだろうか。

特に日本のマスコミの能天気ともいえる報道を見ていると老婆心ながら一抹の不安を感じてしまう。

日本代表の約半分の選手がヨーロッパで活躍し、W杯に連続出場を果たし、そろそろ日本のサポ-ターも、良いときは良い、悪いときは悪いと冷静に判断する目を養うべきときにきているのではないだろうか?

これは推測でしかないが、もしオマーン戦で日本が敗れるようなことがあれば、おそらく日本のマスコミはこぞってザッケローニ更迭論を唱え始めただろう。W杯予選の公式戦3連敗である。

また、そうならなければいけないだろうとも思う。

先のウズベキスタン、北朝鮮戦の連敗などは、僕は召集メンバー、スターター選出、選手交代、戦術どれをとっても完全なベンチワークのミスによる敗戦だったと思っている。

アジアカップを取ったとか、監督就任以来高い勝率を維持しているなど、大事なW杯出場権を取れないようであれば何の意味も持たなくなってしまう。

日本サッカーが世界から認められつつある今だからこそ、サポーターもただただ勝利に浮かれて場か騒ぎするのだけではなく、冷静に振り返るもを養うことが、本当に日本サッカーがW杯を取るために必要なのではないだろうか。

南アフリカW杯で日本は決勝トーナメント進出を果たした。世界が日本の組織プレーを再評価し、多くの若い日本人選手がドイツを中心にヨーロッパへ渡っていった。

同時に指揮を取っていた岡田監督に対しても、それまで冷ややかだった日本のマスコミが手のひらを返したように評価をした。

ただ、批判を受けることを承知で僕は言う。南アフリカW杯においての岡田監督は指導者としてはただのポンコツだったと思っている。

ベスト4を狙う、世界を驚かせるといい続けながら、岡田監督は土壇場、それも試合直前の数日前にそれまでの戦術をすべて捨てて、弱者のサッカーに舵を切った。

弱者のサッカーというと聞こえが悪いが、しっかり守ってカウンターを狙うという戦術は格上相手に使う、常套手段だということだ。

もともと、そういったサッカーを標榜していたのならまったく別の話だが、直前まで人もボールも動くサッカーを標榜し、真っ向から世界に立ち向かうはずだったにもかかわらず、土壇場で逃げたようにしか僕には見えなかった。しかも本来のポジションとは違う本田をワントップに起用して、即席戦術で戦ったのだ。

たしかに日本の組織サッカーを世界も高く評価した。ただ、それはまだまだ日本が弱小国だと思われていただけのことではないだろうか。

賞賛すべきは突然のオーダー変更にすばやく対応し、結果を残した選手たちであり、ポンコツ首脳陣をすくったのも選手たちだということだ。

浮かれているだけで、最終予選で足元をすくわれでもしたら目も当てられないだろう。

そんな思いで、あえて6月3日のオマーン戦を振り返ってみたい。

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W杯最終予選日本快勝・・・浮かれすぎの報道1

Posted by hori on 2012年6月6日 in スポーツ報道 |

僕は小学生のころから、高校の途中まで野球馬鹿だった。・・・というか僕の育った熊本という地域は、馬鹿にならないとスポーツを続ける資格が無いと烙印を押してしまう様な地域だったせいか、何も疑わず馬鹿になって野球をやっていた。

信じられないかもしれないが、僕の子供のころはスポーツ医学なんてものはほとんど発達しておらず、成長期の子供の体に過度な負荷をかけてはいけないなんて微塵も気にしていなかったし、小学生の時から40度近くに達する熊本の真夏の炎天下で、一切の水分補給を許されないまま、夜9時近くまで練習することが当たり前だった。

もっとも僕のいたチームの監督が、スパルタ式の元実業団OBで、その指導の厳しさゆえ地域の教育委員会からクレームが入り、小学校のクラブ活動の野球部が3ヶ月の活動停止を食らってしまうなんてこともあったチームだったので、その異常性は群を抜いていたかもしれない。

おかげで僕らは、わずか10数名のチームで、市内でも有数の常勝チームとして注目されていたし、僕らの一学年下の連中はそのまま進学した地域の公立中学校で全国大会も制している。

なんせ、異常ともいえるそのスパルタ指導で入部した生徒がほとんどやめていってしまうため、各学年で9人生徒がそろわないので、僕らが6年生のとき、熊本市の大会で優勝したときのレギュラー9人中5人は5年生だった。僕らの学年は4人しか野球部にいなかったのだ。

話がちょっとずれたが、活動停止を食らったときに、僕ら野球部の生徒は、サッカー部に臨時入部して体力維持を図ってたことがあった。

僕らの学校は野球だけで無く、サッカーも強豪校だったのだ。

そんなわけで、スポーツ全般大好きなのだが、僕にとって野球とサッカーはちょっと特別な思い入れのあるスポーツなのである。

 

さて、長い前置きはここまでにして、先日、W杯最終予選対オマーン戦が埼玉スタジアムで行われた。

結果は多くの人がご存知だろうが3対0で日本が快勝した。うれしい限りである。

当然のことながら、新聞、テレビをはじめマスコミは絶賛の嵐。W杯出場は楽勝なんじゃねぇ?といわんばかりの報道っぷりなのである。

ただ、同時にプロモーションや情報発信に携わっている人間としてみたときに、????って感じることも多々あったりする。

そんなに楽観的1色で報道していいのか?

オマーンはそんなに弱い相手だったのだろうか?

やべっちF◎でセルジオ越後がつけた試合の評価50点 噛締めてみる必要はないのか?

どこを見ても日本代表賛美ばっかりなので、心から日本代表を応援するものとして、僕なりの感想を書いてみたい。

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cutownにブログサービスがはじまった。

Posted by hori on 2012年3月10日 in つれづれ |

おいおい、うっかりしてたら2ヵ月半ぶりのcutownからの情報発信だよ・・・。

タイトルどおりの話だが、cutownでブログサービスが始まったらしい・・・・ってんで、早速試してみることにした。

 

オープンソースベースのポータルコミュニティと言ってるだけあって、中を見てみるとどうやら、wordpressを採用しているらしい。

wordpressってのは、おそらく今世界でもっとも利用されているオープンソースCMS(コンテンツマネージメントシステム)で、世界的に信頼性も高い。ざらっと中身をみてみたら海外で人気の高い日本語化されていないツールも採用されてる。

昨年末にたまたま熊本に帰省していたときに、内柴正人の事件があったので、それについてcutownの日記に投稿して以来ちょっとご無沙汰だったのが、どうしたのよ急に!!

 

しかもユーザー領域1GBで、wordpress必須と言われている重要プラグインはほとんど網羅されてるし、高機能になってるジャン。

 

もともと、日記機能ついてたジャン・・・・

なんでいまさらブログサービス・・・・・・・

 

等々、不可解なことも多々あるわけですが・・・・・・・・いろいろな選択肢が増えると言うことはユーザーとしては大歓迎な訳です。日記とブログそのもシチュエーションにあわせて使い分けもできるしね。

ITフィールドベースのマーケティングプランナー兼コンサルといいながら、最近どんどんシステムかまったり、ソースいじったりってなナンちゃってプログラマ化してしまっているわ、更新できなかったここ2ヶ月ほどどっぷりIT-PBX(いわゆる電話交換機)とLinuxに首までつかってたわって言うわたくしとしましては、ちょっと触手がうごくのよねぇ・・・。

 

せっかくなんで、時間を見つけてはcutownブログの使い勝手についてチョコチョコ書いてみようかなとおもっとる訳です。

それに、こうなると、ちょっとヤバ目の話は、公開制限をかけたり、SNSのコミュニティ仲間だけに発信して、当たり障りの無いものをブログでおおぴらに発信なんて使い分けも面白いかもしれない。

これまで、2ヶ月以上更新をほったらかしにしてたお詫びもかねて、まずはブログ開始のご挨拶icon_redface.gificon_redface.gif

それでは・・・463.gif

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