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TOP  >  日記  >  mikiochiba  >  私の東北復興プラン  >  猿の惑星からの連想

mikiochiba さんの日記

 
2011
8月 18
(木)
18:17
猿の惑星からの連想
本文
 40年近い前になるだろうか。

 『猿の惑星』という映画があった。主演はチャールトン・ヘストン。

 宇宙船がある惑星に不時着。地球にそっくりな環境だが、そこは猿(チンパンジー、ゴリラ、オランウータン)が支配する星だった。

 ヒトもいたが、彼らは原始的な採取生活を送る。いわば、現代地球の「ヒトと猿の立場が逆転」していた。

 そして、猿に追われた主人公とヒトの雌が逃げ込んだ洞穴の奥に見たのは……地下鉄の車両。それもニューヨークのものだった。

 彼ら宇宙飛行士が留守している間に、地球は核戦争で文明が滅んでしまった。彼らが不時着したのはそんな未来の地球だった――。

 続編があってどれだったか忘れたが、野生化したヒトとは別に少数の『人間たち』がいた。彼らは知性を有し、ある種の超能力を持つ。

 ミュータントである。

 しかし、容姿は一見普通のヒトに見えるが、人工の皮膚を脱ぐと醜い姿が現れる。

 彼らは自分らの醜い容姿を呪う。そして、出生率が低いことも悩みだった。


 さて、ここからは非常にデリケートな問題で、これまで敢えて触れないようにしていた。

 内部被爆の問題である。

 体内に取り込まれた放射性物質は、放射線を出し続ける。これが周囲の細胞の遺伝子を傷つけ、「がん」の発生を促す。

 このがんの発生については幾つも言及されているが、放射線障害はがんだけではない。

 不妊、死産、奇形児、低知能児、発育障害といったケースが増えてくる可能性がある。

 かつてベトナム戦争時に使われた枯葉剤の主成分ダイオキシンは、放射線障害と同じく遺伝子を傷つける。

 その結果、前述のようなことが起きた。シャム双生児のベト兄弟のようなケースが現実に起きているのだ。

 今回の原発事故ではウラン換算で広島型の20倍もの放射性物質を撒き散らした。

 これが、全く問題がないわけがないだろう!

 私が『放射性物質除去』に拘るのはこの事実を踏まえているからだ。

 政府はこのことには全く関心を示さない。

 大人たちが責任を取らないでいいのか。

 決して「子どもたちの未来を奪ってはならない」のだ。










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投稿者 スレッド
mikiochiba
投稿日時: 2011-8-18 20:13  更新日時: 2011-10-11 21:33
Just can't stay away
登録日: 2011-6-13
居住地:
投稿数: 148
 RE: 猿の惑星
 追記

 がん以外の放射線障害については、国立病院機構・北海道がんセンターの西尾正道院長が、「医療ガバナンス学会」で発表している(6月20日、21日)。

 関心のある方は北海道がんセンターのHPでご覧ください。
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