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NAKADA さんの日記

 
2012
5月 25
(金)
15:05
牡鹿半島地域の漁業状況
本文
漁業の現状報告です。
 
 現在の牡鹿半島漁業の状況報告です。
漁業の再開は、平均して震災以前の約30%程度、漁獲量が約25%、売上高約17%と言われています。

1)販売低迷の原因の一つである放射能汚染に関しての状況は、以下の通りです。
・宮城県近海で発見された汚染魚は、タラ・スズキ・小女子・メロードが昨年から2月に
 検出。
・今年の4月に宮城県南部亘理町近海のヒラメから検出。
・前記以外の魚からは、検出されていません(漁協と県が検査)
・石巻地区が、国からの除染地位の指定を受けたため、風評被害が拡大
・東京電力から風評被害に対する補償が今年出ることになったが、今年の漁獲実績に
 対しての補償であるため(獲れたものを補償としてすべて買付する方法)、漁具の
 調達が遅れ操業できない漁師には保障されない問題と、補償は1年のみであること。
2)二つ目の原因として
・震災後1年近く市場へ出荷出来なかったため(養殖物以外)買付業者が他地方から買
 い付け。 そのため、魚市場や量販店への販売ルートがなくなる
・製氷工場・処理工場(カキむき場・シャコエビや毛ガニなどの茹で加工場・冷凍加工
 業 者など)各浜岸壁に設置されていた処理場(選別・箱詰め・資材倉庫・氷の冷凍貯
 蔵庫など)の再開が遅れていることにより、出荷量の低下。
・前記再開遅れの主な理由は、海岸の津波防災対策が完了しないと新たな工場の建
 設許可が下りない。
・建築条件として、既存建物を修復して使用する場合は無許可で修復できるが、解体
 して新築する場合は許可が出ないため工場再開ができない

 現在漁を再開している漁師さん達が抱えている問題は、販売の低迷で、借入した補助金の返済見通しが立たないことにあります。
これから漁業を再開しようとしている人たちもすでに補助金の借り入れで船や漁具を発注していてこのまま販売が低迷することは、大きな負債を抱えることとなります。

 今、浜の漁師さん達にとって安定した販売が一番必要なことです。
生活の糧を確保できるよう皆さんの協力は、これから更に必要としています。
忘れずに見守っていただきご協力を募っています。
詳しくは、牡鹿半島応援団のホームページに掲載しています。
URL:http://resetosika.jimdo.com/
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