今週の月曜日、牡鹿半島の石巻東部地区と表浜地区に行ってきました。
牡鹿半島応援団の為の写真を撮るのと、浜の状況を確認したかったからです。

どこの浜も少し前に見た時とさほど変わってはいませんでした。
少しは期待していたのですが、岸壁の修復等は何も進んでいませんでした。

石巻東部地区の東浜小学校にある災害対策本部で本部長の豊嶋氏から色々話しを聴く事が出来ました。

石巻東部地区は二つの部落を除いて仮設住宅に入居し、今月末には全ての入居が終わる予定。来月頭には対策本部も解散となり一つの区切りを向かえると。また、漁業者向けの雇用対策である海洋の瓦礫撤去作業が今月末まであるので殆どの人間がそちらに参加している為、漁の再開をしている方は少ないそうです。

漁具が流出したのと岸壁がほぼ使用不可であることが漁の再開への足かせになっているのですが、
一歩踏み出して漁をすれば儲かると、復興への道のりを少しでも縮めてあげたいと願うのです。

半島から石巻の漁港へも行きました。釣イカ漁の
漁師の方数名と話せました。私も廻船問屋として釣イカ漁には深く携わっているのですが、今年は漁が悪く少しの時化でも休む方が多くて仕事が少なくなり困っています。船主さんも同じで釣イカだけでは採算が合わない為に船外機を用意して近くの漁場で刺網等の小規模な漁を兼業しようと考えている方もいました。具体的には船外機数隻と刺網があれば出来ます。

外部からの支援等の取り纏めを中田さんが行っているので、僕は現場の浜や魚市場での市場の流通の動向を探りながら的確な支援策、方法を提示して行きます。

支援を行う為の支援をよろしくお願いします。