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TOP  >  Diary  >  mikiochiba  >  私の東北復興プラン  >  土壌中のセシウム除去

mikiochiba 's diary

 
2011
Aug 31
(Wed)
21:13
土壌中のセシウム除去
Contents
 TVで、

「土壌からセシウムを除去する新技術開発」

 というニュースを見た。

 期待したら、何のことはない。私が既に『放射性物質除去法』で公開したものと同じだった。

 原理としては、

「土壌を弱酸性の水に入れて攪拌、その水に顔料(多分、フェロシアン・ブルーと思われる)を入れてセシウムを除去する」

 というもの。

 私の考えと違うのは、システム的にアクティブ(強制的に水を循環させる)であること。私の場合は、より近い現場で行えることを重視してパッシブにした。

 広いフィールドで、かつ多数の場所でほぼ同時に除去作業を行うとしたら、システムが簡便であることも考慮すべきと考えた。

 今回伝えられたシステムは、汚染程度の高い場所での除去に有効と思う。

 例えば下水の汚泥、あるいは焼却汚泥の処理。この場合は、かなりシステムチックに行う必用があるからだ。

 いずれにしても、私の考えが間違っていなかったことが証明された感じだ。

 内心はホッとしている。

 何せ「素人考えが何処まで通用するか?」という不安が無いわけではなかったからだ。

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Poster Thread
mikiochiba
Posted: 2011/9/7 21:40  Updated: 2011/10/11 21:45
Just can't stay away
Joined: 2011/6/13
From:
Posts: 148
 RE: 土壌中のセシウム除去
 セシウムについて少し説明が必要と思うので、ここで書きます。

 これまで
「セシウムは水に親和性があり、水に溶ける。だから水を介して吸着材に吸着させることができる」
 と書いてきた。

 しかし、厳密にいえば、セシウムは水に溶けない。

 透明な容器に水と砂を入れてかき混ぜる。すると、砂粒が水中を漂い、時間が経つと底に落ちてくる。――イメージとしてはこれと同じで、粒子であるセシウム原子が水中を漂っている状態。この状態を便宜的に「水に溶ける」と表現した。けして、砂糖水のように砂糖が水に溶け込んでいるわけではない。

 粒子であるからこそ、多孔質の吸着材の微細な穴に取り込むことができ、微生物が体表に付着させたり、フェロシアン・ブルーなどで包み込むことが可能となる。

 このような説明を省いていた。 
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