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mikiochiba さんの日記

 
2011
8月 4
(木)
16:49
欺瞞、あまりにも欺瞞
本文
 かつて『大本営発表』というものがあったそうな。

 こんな書き方をしたのは、私は戦後生まれで戦争経験も記憶もない。だから伝聞情報である。

 太平洋戦争時、日本軍の大本営(陸海軍統合の最高司令部)はいつも勝ったことしか発表しない。しかも、負けても勝った、勝った。連戦連勝の景気のいい話を垂れ流し、マスコミもこぞってこれを報道した。国民の国威発揚を促すためだったといわれる。

 つまり、正しい情報を国民に知らせなかった。むしろ積極的に隠し続けた。

 翻って現在である。

 福島原発関連で、政府・東京電力は私たちに事実を開示してきたであろうか?

 事実を開示していたら、もしかしたら無用な被害を低減できたのではないか。政府・東電のこれまでの行動には、そのような疑いが濃厚に感じられる。実際、少しずつではあるが、そのよう事実が明らかになってきた。

 それは新聞やTVといった大マスコミ・メディアが解明してきたわけではない。彼らはむしろ政府・東電側に立ち、『体制(注 大政ではない)に翼賛』することに貢献していることも分かってきた。かつて『大本営発表』を垂れ流したと同じく、政府・東電の「安全話」を検証することなく報道しているに過ぎない。一緒になって国民を騙しているのだ。

 終戦後、大新聞社(当時TVはない)は「大本営発表を垂れ流し続けた反省の上に再出発した」と聞いている。これはウソだったのか。

 以前、ジャーナリズム・ジャーナリストの劣化を指摘したが、社員記者にはもうジャーナリストの資質も資格もない。そのようなものは僅かにフリージャーナリストの一部にしか残っていないようだ。

 実際、本質的なことを質問・追求しようとするフリーの人間に罵声を浴びせたり、邪魔をしたり。読売の何某、サンケイの何某といった名前も漏れ聞こえている。各社はこんな記者を配置換えしたのだろうか。これまで、他者の不祥事には厳しい声を発していたではないか。それとこれとは別か。甘ったれている。

「安全だ。安心だ」と唱えていると本当に「安全・安心だ」と錯覚する。子どもに「痛いの、痛いの飛んで行け」というと泣き止むようにだ。

 こんなお伽話のような精神世界に安住するのが大部分の日本人である。だとしたら、政府・東電が事実を隠蔽するのも無理ないか!

 ただし、私はそんなことはお断りだ。ア・ホ・ラ・シ・イ……。

 

 

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